ワインは、ピラミッドやスフィンクスで有名な古代エジプト文明の昔から人々に親しまれていたお酒です。原料はぶどうのみですから、日本ではぶどう酒と呼んだりします。
人々を引き付けて放さないワインの魅力はやはり、産地や作ったときの気候や、作り手などによって口当たりや色味・風味がまったく変化するところにあるようです。
有名なワインの産地といえば、フランスのボルドー地区・ブルゴーニュ地区・シャンパーニュ地区がすぐさまあがってきます。イタリア・スペイン・ドイツ等でも作られており、近年ではアメリカやチリ・アルゼンチン・オーストラリア等でも生産されるようになりました。日本では、山梨県甲州市が生産量日本一を誇っています。
誰もが認める世界でもっとも味わい深く、そして高価なワインと言えば、やはりロマネ・コンティでしょう。
フランスのロマネ村にある特級畑をロマネ・コンティといいますが、そこで生産されたピノ・ノワールというぶどう100%で作ったワインをロマネ・コンティと呼んでいます。
さて、せっかくのワインです。美味しいワインの飲み方があるなら、ぜひとも覚えておいて頂きたいと思います。
そのコツは、自然に空気と馴染ませることにあります。
ですから、デキャンタは使いません。
栓を抜き、ボトルを少し斜めにします。
これによって、空気とワインが触れる面を大きくしましょう。3~4時間置いたら、17度くらいまで冷やしてから頂きます。