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白ワインは、日本酒に馴染んできたので抵抗なく好まれる

白ワインは、日本酒に馴染んできた民族として抵抗なく好まれるようです。薄口を冷たくして魚介類にレモンやすだちを添えていただくのは美味しいものです。シチュエーションを大事に、香りを引き立てる料理と一緒にいただきながら、一歩ずつ自分好みのワインを探して行くのは楽しいものです。食後にデザート感覚で、貴腐ワインアイスワインをいただけるのは贅沢で嬉しいですね。

さて、白ワインは、圧搾機にかけて果汁を搾る前に自然に出る果汁を取ります。これはフリーラン・ジュースと言われ葡萄の皮に近い部分で、糖度が高く高級白ワインの原料になり、次に圧搾されたプレス・ジュースが普通の白ワインの原料になるのですが、多少色がつき、酸味が強くコクがあり、糖度の低いものです。

このジュースに酵母を加えたり、或いは自然発酵させたものが白ワインになります。材料になる葡萄の品種は20種類ほどありますが、ドイツ系ではリースリング、フランス系ではボルドー地方のセミヨン、ブルゴーニュ地方のシャルドネなどが代表格です。

ワインはブランドで選ぼうとしてもなかなか難しいところがあります。フランスワインの場合は、シャブリという銘柄でも1000円から1万円ほどのものまでありますので、ブランドを覚えても無意味なのです。本格的に覚えるのでしたらそれ相当の勉強をしましょう。

ブランドにこだわらないで、種々のワインを味わいながら楽しみを増やして、家族や友人との楽しい時間を共有しましょう。甘めのものは、4度位に、辛めのものは10度位を目安に冷やして飲むのですが、冷蔵庫に長時間入れるのは禁物です。栓抜きは直前にしましょう。

「貴腐ワイン」と呼ばれる極甘口の白ワインは、それ自体がデザートになり、女性にも好まれていますし、イタリアでは固いビスケットを甘いワインに浸して食べたりします。ワインはビールなどと違い、その場の雰囲気にあわせておしゃれに飲めるのがいいところでしょう。


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2007年01月16日 06:03に投稿されたエントリーのページです。

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