白ワインにも、辛めでさっぱりとしたもの、甘くこってり感のあるものなど様々ですが、総じて赤ワインよりは飲みやすく、優しい感じで清涼感があります。食前酒に合うもの、食後のデザートに合うものなどもあります。味と香りを楽しみながら食文化を高める貴重な存在です。
魚介類のお料理にマッチしますが、自分なりにワインと食材との組み合わせを見つけ出すのも楽しいものです。
知っている人多いでしょうが、白ワインは、葡萄の皮や種を除いて作るので基本的には白葡萄でなくとも白ワインはできます。主にドイツで用いられるリースリングという品種は、上品で繊細な花と果実の香り、ミネラルの香りがあります。
ブルゴーニュに代表される品種はシャルドネで、白桃、洋梨のような果実香、木の実や燻煙香、ミネラルの香りがあります。
軽いホオズキの香りのあるセミヨンや、ロワール地方で用いられる青草やレモンハーブなどの香りあるソーヴィニヨン・ブランなどが代表的な白ワイン用品種です。白ワインは収穫した葡萄の軸を取り軽く破砕させた実から自然に取れる糖度の高い部分を高級ワイン用に、その後圧搾して出したジュースを普通ワインに仕立てます。どちらも発酵させます。
今や世界中の銘柄を日本でも入手できるようになりました。フランスではAOCワインという規格のものが高級で、地名が表示されており、高級になるほどに限定場所が狭められ村名が入ったり、更に最上級のものは畑まで記載されています。ドイツではQbAが上等でQmPワインが最上級とされています。
イタリアでもDOCGを最高級のものと規程されています。フランスのシャトー カルボニュー ブラン、ルロワ ブルゴーニュ ブラン、ドイツのシュタインベルガー リ-スリング、ラッペンホーフ アルスハイマー フリューメッセ ルーレンダー等々。
イタリアのモンカロ トルディルータは黄金色の甘い白ワインで有名です。
ワインは飲む温度によって香りや味が異なるものです。辛口の白ワインで10度前後、天然甘口の場合は4度前後がもっとも美味しいとされています。
それと、ワインに料理を合わせることを考えたり、食事全体を楽しくなるようにセッティングすることが必要です。
なお、高級なもの、高額のものは間違いなく美味しいのですが、価額の安いものでも自分の好みに合うものがたくさんありますのでいろいろ試してみてはいかがでしょう。
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