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沖縄の豚肉料理のバラエティー

沖縄料理ではブタを利用した料理が発達しており、ひづめと鳴き声以外は食べると言われるほど、豚を頭から足先まで料理に使用しています。

中でも有名なのは豚の角煮であるラフテーやソーキですが、耳の部分を切り取り、毛を剃ってその軟骨部分を食べるミミガーや、チラガーなども有名です。

余分な脂肪が抜け出て料理になると言われています。足の部分を、毛を処理してから醤油やみりんでじっくりと煮込んだティビチ(テビチ)は、脂分が抜け出てコラーゲンが豊富に残留しているため、肌の美容に良いとされていますよ。

内臓は炒め煮にされるほか、様々な内臓をコンニャクやコンブとともに入れた中身汁と呼ばれる吸い物などに利用されています。

豚肉のかたまりを塩漬けにしたスーチカー、甘い味噌と脂身を作るあんだんすー(油味噌)などの保存性のある加工品にしたり、血液も固まりの状態をチーイリチーとして食べるなど、沖縄における豚肉料理のバリエーションは非常に多彩です。

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2007年01月12日 22:33に投稿されたエントリーのページです。

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