レーシック手術に関する基礎知識

レーシックの手術を受けるとそれまでよりも眼圧が下がるっちゅう話しを聞いたことがあるんじゃ。
果たしてこりゃぁほんまじゃろぉか。

レーシックのお話の前に「眼圧」って一体なに？っちゅうところからお話をしてむんじゃけぇの。
きっと「眼圧？？眼の圧力ってなに？？」っちゅう方が多いゆぅて思いますんで＾＾；

眼の中にゃぁ角膜や水晶体ゆぅた組織があるなぁ誰でも知っとることかゆぅて思いますけぇの。
これらの組織にゃぁ血管がないそうじゃ。
どんようにして機能を維持するかっちゅうと、房水（ぼうすい）っちゅう液体が血液の代わりに循環して機能を維持しとるんじゃ。
この房水の圧力の数値を眼圧といいますけぇの。
もっとわかりやすく物にたとえるならボールを想像してみてつかぁさい。
ボールの中の空気が房水じゃ。
えっと入っとりゃぁ眼圧が高くなるっちゅうことじゃ。
眼圧がなにかわかったところでレーシックのお話に戻りたいゆぅて思いますけぇの。

レーシックの手術によってなんで眼圧が低くなるんじゃろぉか。
こりゃぁただ数値上低くなっとるばっかしで、実際に低いわけじゃぁないそうじゃ。
こりゃぁ眼圧を測定する眼圧計に原因があるんじゃ。

眼圧は「非接触眼圧計」っちゅう測定器で計るんが一般的じゃ。
この測定器は眼に空気を当て、角膜のへこみ具合で眼圧を計るんじゃが、ひとつ欠点があり、角膜の厚さに測定値が左右されてしまうのじゃ。
つまり角膜に厚みがあると眼圧が高くなり、薄いと低く測定されるっちゅうことじゃ。
レーシック手術は角膜を削って屈折率を変える手術なんで角膜が薄くなっとり、その為に眼圧が低く測定されてしまうのじゃ。

もし眼圧を測定することがあった場合にゃぁ、正しい数値を測定する為に検査前にレーシック手術を受けとることを必ず伝えるようにしましょう。