森羅万象の日記

今世間を騒がせている年金問題ですが、個人年金とは保険会社が扱っている金融商品を指します。その内容は保険会社に保険料として、積み立てたり、まとまったお金を預けて、国に支払った公的な年金と同じように、ある程度の年齢になってから分割して毎年少しずつ受け取るものです。

日本は、男女ともに長寿世界一の国家です。退職してからの生活も決して短くはありません。退職後に個人年金以外に、生活を支えていく資金として、一定のお金を受け取れるようなものを自分で用意する手段として、株の運用、さらには投資信託などが挙げられます。

個人年金は派手さはありませんが確実に金銭を受け取ることができます。これに対して投資信託に元本保証はありませんし、株式は博打のような怖さがあります。ここ数年インサイダー取引などがマスコミを騒がせていましたが、退職金のほとんどを該当企業の関連株につぎ込んで大損をした人も少なくありません。

社会保険庁の記載漏れのトラブルや、少子化などの問題によって国民年金や厚生年金のような公的な年金だけでは老後の生活に不安を抱く人も多いでしょう。その不安を取り除くためにも個人年金は必要となってきます。若いうちからコツコツと積み立てておく事がゆとりある老後を迎える糧となるのです。

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