2007年08月12日

個人年金 変額個人年金と定額個人年金

個人年金は大きく2つのタイプに分けることができます。その2つを比較して見ていきたいと思います。2つとは変額個人年金と定額個人年金です。どちらにもそれぞれ優れた点がありますので、その特徴を踏まえながら2つの年金の長所、短所を見ていこうと思います。

2つの個人年金を比較した場合、一番違うのは運用方法です。定額個人年金の保険料は「一般勘定」で運用され、万が一変動があった場合には保険会社がリスクを負います。これに対して変額個人年金の保険料は「特別勘定」で運用され、受取りの金額は運用結果で変動し、リスクは被保険者が負います。

定額個人年金と変額個人年金を比較すると前者は資金が増えることはありませんが、着実に支払った金額分は受け取ることができますが、変額個人年金は株式や債権の運用が成功するか否かで、将来受け取ることのできる金額が倍増するか基本資金を下回るか変わってくるのです。

定額個人年金と変額個人年金を比較した場合、堅実なのは明らかに定額型です。ただ、変額型は加入する際に病院での検査などの健康状態の確認が不要なため、健康に不安がある人には適していると言えるでしょう。自分に合っているのはどちらなのか慎重に選択して下さい。


2007年08月07日

個人年金タイプの保険

老後の生活に何の不安もない人など、ほんの一握りに過ぎないでしょう。そこで個人年金が注目を集めてきます。社会保険庁の年金問題トラブルのように国の公的年金があてにならない今、自分の生活は自分で守ろうと考えて個人年金タイプの保険に加入する人が増えています。

個人年金が注目されるのは、自分が納めた年金が受け取れないかもしれない今の年金問題にも要因があります。自分の生活は自分で守らなければならないという認識を皆が持ち始めているのです。個人年金以外の手段としては株式の運用、さらに投資信託などが挙げられます。

個人年金は自分で納めた金額は年金と言う形でバックされます。しかし投資信託の場合は元本の保証は一切ありません。また株式の運用も株価上昇の場合はいいのですが、倒産や下落で元手を大幅に減らしてしまう可能性もあります。両者ともにハイリスク・ハイリターンなのです。

社会保険庁の記載漏れのトラブルや、少子化などの問題によって国民年金や厚生年金のような公的な年金だけでは老後の生活に不安を抱く人も多いでしょう。その不安を取り除くためにも個人年金は必要となってきます。若いうちからコツコツと積み立てておく事がゆとりある老後を迎える糧となるのです。

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個人年金保険の選び方
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